抗がん剤治療後のストレートパーマ・縮毛矯正について

抗がん剤治療後はほとんどの方が大なり小なりくせ毛になります。私が見た感じ９５％くらいはなります。あまり強くない場合はカットしてくせの部分がなくなるか気にならなくなることもありますが、カットしてもどうにもならない場合も多々あります。そんな時はやっぱりストレートパーマか縮毛矯正の出番ですね。

この２つも施術はどう違うのか。お店によって多少の違いはあるかもしれませんが、当店におけるこの２つの違いは、施術工程的にはアイロン（熱）を入れるかどうかです。入れれば縮毛矯正ということになります。仕上がり的な違いは、ストレートパーマは平均すると約６割くらいくせが弱くなる感じで決してストレートになるわけではありません。（毛質によってはなる場合も）その代わりぺったりしづらく割と自然な感じに仕上がります。ただしあくまでパーマなので徐々にくせは戻ってきます。
縮毛矯正はほとんどくせは取れますが、ボリューム感がダウンし、毛先がパツっとして感じになりやすいです。また一度ストレートになった部分はその後もだいたい持続します。

どちらがいい悪いということではないですね、それぞれメリットデメリットがあります。
当店の場合、この2つは施術の工程が途中までは同じ（薬剤も同じ）なので、まずはストレートパーマを想定して進めていきます。そして途中の段階で仕上がりをイメージしてもらうことが可能ですので、そのままストレートパーマにするか縮毛矯正に進むか選択可能です。もちろんご相談の上我々も責任持ってご判断致しますので、ご安心ください。

また当店で使用してるストレートパーマ・縮毛矯正の薬剤は非常に優しいタイプになっておりますので、抗がん剤治療後のデリケートな髪にも適しております。ぜひご相談ください。

ということでストレートパーマや縮毛矯正の施術写真をいくつかご覧ください。