OFFICIAL BLOG: KEYWORD : 地毛デビュー

2019.08.17

抗がん剤治療後のくせ毛に縮毛矯正とカラーリング！

今回も抗がん剤治療後のくせが出た自毛に縮毛矯正とカラーをしてみました。まずは施術前の写真から。

すごく強いくせというわけではないのですが、中間から毛先にかけてくせやねじれ、パサつき等がありますね。しかしくせが強くないからといって、ストレートパーマでもくせが取れるとは限りません。くせの強弱よりも乾いた時に強く出るかどうかで変わってきます。
今回はストレートパーマではなく縮毛矯正で施術してみました。そしてカラー後に仕上げたのが次の写真。

しっかりとくせが取れました。もちろんカットで襟足中心に整えているので、バランスも良くなりました。

ショートの段階で縮毛矯正をすると割とペタッとしやすいのですが、当店で使用する薬剤は比較的弱めの薬でそこまでぺったりしないのが特徴です。ストレートパーマにするともっとぺったりしません。ぜひオススメです。まとめ写真です。

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自宅にいながらウィッグやトップピースをご購入頂ける当店オリジナルのオンラインショップがオープン致しました。

ネット通販とは違い、ビデオ通話などでしっかりカウンセリングを行いますので、お店にご来店頂くのと同様、お客様に合ったウィッグをご購入頂けます。

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2019.08.14

抗がん剤治療後のくせ毛にストレートパーマをかけてウィッグ卒業！自毛デビュー！

今回も抗がん剤治療後のくせ毛にストレートパーマをかけてお客様のご紹介です。とりあえず施術前の写真です。

全体的に割と強めなくせが出てますね。くせのタイプは人によっていろいろありますが、ストレートパーマをかけるにあたって重要な要素は、髪が濡れた時に強く出るくせなのか、乾いた時に強く出るくせなのか、という点です。どっちもあまり変わらないといった場合もあるのですが、どちらかというと濡れた時に強く出る場合が多いような気がします。それであれば割とストレートパーマは効果的なのですが、乾いた時に強くなるタイプのくせの場合、ストレートパーマがあまり効かないといった特徴があります。その場合は縮毛矯正をするしかありません。

今回の場合は濡れた時に強く出るタイプだったようで、割としっかりくせもとれたと思います。施術後の写真がこちら。

カットしてブローしてるので、よりいい感じに見えると思いますが、すごく綺麗に伸びました！カットとストレートパーマでここまで変わることができるんですね。いい感じです。

ストレートパーマは3センチくらいあれば施術可能なメニューですので、もっとショートの段階でも可能です。ぜひくせの気になる方はご相談ください。まとめ写真です。

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2019.08.07

抗がん剤治療後の自毛について（長編ブログです！）

本ブログでは、抗がん剤治療後のウィッグ卒業に向けての自毛のお手入についてまとめてみたいと思います。

【目次】
★抗がん剤治療後の自毛の特徴
★抗がん剤治療後のウィッグ卒業の時期、タイミング
★抗がん剤治療後の自毛デビューに向けたメニュー
★メニューの組み合わせ
★メニュー別のビフォーアフター写真例

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★抗がん剤治療後の自毛（再生毛）の特徴

①かなりの確率でくせ毛になる
9割近くの方が大なり小なりくせ毛になります。ストレートの方でもくせ毛になり、もともとクセ毛の方はさらに強いくせが出てきます。しかしこの抗がん剤治療後に生えてきたくせ毛は一時的なことが多く、だいたいは半年〜1年くらいで根元の方から徐々にくせ毛弱くなっていきます。ただ、毛先の強く生えてきたクセの部分は、カットするかストレートパーマあるいは縮毛矯正をかけない限りずっとクセの状態が続きます。抗がん剤治療で生え変わった自毛の毛先は先細でダメージを受けやすいので、ストレートパーマや縮毛矯正は細心の注意が必要です。

②前髪とトップあたりの毛髪が伸びづらくなる
抗がん剤治療後は、人によっては前髪、トップ、つむじあたりの毛が伸びづらく、サイドや襟足付近の毛が伸びやすくなります。これも抗がん剤やホルモン剤等の影響が主な原因とされていますが、もともと毛量が少なく、細くて柔らかい方が特にその傾向にあります。抗がん剤治療後に髪を伸ばしていくのに、スタイル的には前髪やトップの毛が早く伸びてほしいとこなのですが、そこがなかなか伸びないので、逆にそこ以外のネープやサイドをカットしてあげるとバランスが良くなります。

③髪が細くなる
通常でも抜けた毛穴から生えてくる髪は先細になって生えてくるのですが、髪全体の数％でしかも他の髪があるため、毛先が細いのを意識することはあまりありません。しかし抗がん剤治療等でいっぺんに抜けた場合、髪のほぼ全てが先細の状態になるため、特に生え始めは細くて毛量が少なく感じると思います。また毛先以外も以前より細く柔らかくなったということもあるようです。この先細の毛先は、人によってはストレートパーマ等の薬剤でダメージを受けやすいので、施術には注意が必要です。

④白髪が増える
脱毛前に白髪染めをされてたため、どのくらいの白髪の量だったか分からないということもあると思いますが、どちらかといえば以前より白髪が増えたという声をよく耳にします。また黒髪に比べて白髪の方が毛質的にしっかりして早く伸びてくる傾向があるので、余計目立つかもしれません。

★抗がん剤治療後のウィッグ卒業の時期、タイミング

どこかのタイミングでウィッグを卒業して、自毛デビューする時期が来ると思いますが、いつが正しい時期かということはありません。ベリーショートで外す方もいれば、ロングになるまで伸ばして外される方もいらっしゃいます。なのでお一人おひとりが「そろそろウィッグを外そうかな」と思った時がそのタイミングだと言えます。
ただそうはいっても、前髪が短かったり、くせが強かったりして、今後どのようになっていくのか、今の状態でヘアスタイルになるのか、などいろんな不安があると思います。しかし、ご安心ください。今の状態はバランスが良くないかもしれませんが、少し手を加えればバランスが良くなっていきます。
また抗がん剤治療後の自毛は、本当個人差がありいろんな状態があるので、お一人おひとりに合わせた施術が必要になってきます。

・ウィッグ卒業時（地毛デビュー）の施術メニューの可能な目安

自毛3センチ〜　　カット、カラー、ストレートパーマ
自毛5センチ〜　　縮毛矯正、シールエクステ、トップピース

★抗がん剤治療後の自毛デビューに向けたメニュー

『カット』

まずは何よりもカットが重要になってきます。せっかく伸びたのにカットするの？と思われるかもしれませんが、伸ばしていくのにカットは必要なんです。カットする最大の理由は、全体のバランスを整えることです。決して毛先をカットすれば早く毛が伸びる、といったようなことではございません。
上記の抗がん剤治療後の自毛の特徴でもお伝えしたように、再生毛はなかなか前髪やトップの毛が伸びづらく人によっては薄くなり、その分襟足やサイドの毛が長くしっかりと伸びてくるように感じると思います。こういった状態はやはりバランスがよくない状況と言えるので、襟足やサイドを中心にカットしてあげると全体のバランスがよくなります。
あくまで個人的な見解ですが、たとえ髪を長く伸ばすにしても２年間何もしないで伸ばそうとすると、その２年間ずっとバランスがよくないまま過ごすということになります。伸ばし続けてもバランスがよくなることはなく、どこかでカットをしてバランスを整える必要が出てきますので、それであればある程度伸びたらお手入れ（カット）をしつつ伸ばした方が、時間はかかったとしてもその間バランスよく過ごせるので、気分も違うのではないかと思います。

抗がん剤治療後の自毛のカットの基本
　襟足やサイドを中心にカット+トップや前髪は基本的に伸ばす　⇨　バランス良く伸ばせる

もちろん人によっては当てはまらないケースもありますので、お一人おひとりの意向なども考慮して施術する必要があります。

『カラー』

まず抗がん剤治療後の再生毛のカラーはいつからして大丈夫なのでしょうか？基本的には抗がん剤治療終了後、1ヶ月以上経過してからと言われてます。薬の効力が抜けてからなら大丈夫ということです。

ただ、抗がん剤治療終了後1ヶ月だと髪はほとんど生えていない状態だと思いますので、実際にはある程度生えそろう4ヶ月〜半年前後くらいからになると思います。
ただカラーの場合、染めるカラーの種類も数種類ありますし、お客様の髪や頭皮の状態、また目的（明るくしたい、白髪を染めたいなど）によっても違ってきますので、しっかりとしたカウンセリングが必要になってきます。

当店では主にアルカリカラー（おしゃれ染めや白髪染め）、ヘナ、マニキュアを使用してます。
それぞれに特徴があり、お客様のご希望と髪や頭皮の状態によって選んでいきます。

〈カラー剤の種類〉

①アルカリカラー（髪や頭皮への負担△、染まり具合◎）
髪を明るくしたり、白髪を自然に染めたりなど、ある程度全体を均一に染めることができます。

②ヘナ（髪や頭皮への負担◯、染まり具合◯）
主に白髪を染めたい場合に使用。黒髪の部分は黒のままで白髪のみが染まってるように見えます。またマニキュアと違い、根元までしっかりと染めることができます。ヘナは色によって天然成分のみのものと天然成分に人工染料（ジアミン）が混ざってるものがあります。

③マニキュア（髪や頭皮への負担◯、染まり具合△）
ヘナ同様主に白髪に色を付ける場合に使用しますが、違いは根本まで塗布できない点です。（地肌につけると色がなかなか取れません）ただ根本に付けない分、頭皮にとってはあまり負担のないカラー剤になります。

〈目的や希望別のカラーの選択〉

・白髪が染まればいい　⇨　アルカリカラー、ヘナ、マニキュア全てオッケーです。アルカリカラーの場合はこげ茶くらいまでなら明るくできます。ヘナ、マニキュアは明るくなりません。

・明るくしつつ白髪を染めたい　⇨　アルカリカラー　ただしある程度以上明るくすると、白髪は染まって見えなくなります。ただ全体的に明るくなれば目立たなくなります。

カラーリングは、髪の現状がどうかによって、全く変わってくる施術です。（髪質、白髪の量、カラー履歴・・・）特に抗がん剤治療後の状態はさらに条件的に難しくなりますので、ぜひ専門店にお任せください。

〈当店のカラーのこだわり〉

抗がん剤治療後はお薬の影響で脱毛があった頭皮ですので、場合によってはカラー剤が刺激になることも考えられるし、お客様も頭皮やカラーしても大丈夫か等気にされると思います。大概の場合は大丈夫かと思いますが、当店では極力負担をかけないでカラーリングできるよう、さまざまな面で心がけております。

①まず最も多く使用するアルカリのカラー剤ですが、その中でも比較的刺激が少なく、かつ白髪も染まりやすいものを使用しております。

②またカラー剤を塗布する際は、極力頭皮に刺激を与えないよう、根本ギリギリで塗布していきます。極力頭皮に薬を付けないので、最小限の負担でカラーリングできます。

③人によっては頭の場所によって染まりやすさが違ってきます。特に前髪やトップが明るくなりやすく、バックなどが染まりづらいことがよくあります。
抗がん剤治療後の再生毛の場合はそれがより顕著に表れることがよくありますので、その辺を見極めて場所によってカラー剤の明るさを変えたりして、なるべく均一に染まるようにしていきます。

④カラーリングの際に最も重要なのは、カラー剤をしっかりと流し、成分を取り除くことです。当店ではカラーの前後でトリートメント処理、カラー後にはカラー剤をしっかりと流し、またカラー剤の成分を髪や頭皮からしっかり取り除く処理工程を行っております。

⑤さらに炭酸泉を使用することで、より一層カラー剤や頭皮や毛穴の汚れなどをしっかりと落としていきます。

このように、当店ではなるべく髪や頭皮に負担をかけず、お客様のひとりひとりにの状態に合わせたカラーリングをしております。また髪を明るくしたり白髪を染めることで、さらに印象が変わってきます。
自毛デビューされるときはショートが多いと思いますが、カットとカラーを組み合わせることで、よりバランスがよくなるのはもちろん、あえてショートヘアにしてるように見えるおしゃれショートになります。

『ストレートパーマ・縮毛矯正』
抗がん剤治療後の再生毛はかなりの確率（９割くらい）でくせ毛になります。時間の経過と共に今後生えてくる毛は徐々にくせは弱くなっていくと思いますが、一度くせで生えてきた毛先の部分はカットするかストレートパーマ（縮毛矯正）をかけないと、ずっとくせのままです。まずはカットすることをおススメ致しますが、カットしてもまとまらなかったり、くせが本当に強い場合はストレートパーマ（縮毛矯正）を検討しましょう。

〈ストレートパーマと縮毛矯正の違い〉

◆ストレートパーマ
ストレートパーマはアイロンを使わず薬剤のみで伸ばしていく技術です。あまりペタっとならず自然あ仕上がりになるのが特徴です。ストレートになるというよりは、くせが緩くなると思った方がいいと思います。くせの伸び方は人それぞれですが、平均すると６〜７割くらいくせがゆるくなるイメージだと思います。ただ、くせの種類によってはほとんど伸びない場合もあります。濡らすとくせが弱くなり、乾かすとくせが強く出るタイプのくせ毛は、ストレートパーマではほとんど伸びないことが多く（1〜2割程度）、そういったタイプの場合は縮毛矯正をかけないとくせは伸びません。またストレートパーマは時間の経過とともに少しづつパーマがとれてくせが戻ってきます。

◆縮毛矯正
縮毛矯正はアイロンを使ってくせを伸ばしていきます。ストレートパーマに比べるとボリュームがダウンし、毛先がストンとまっすぐになってしまいます。比較的どのようなタイプのくせでも9〜10割くせが伸びます。時間が経っても施術箇所はストレートのままなので、新たに伸びた根元の毛がくせであれば、根元がくせ毛で毛先がストレートという状態になってしまいます。

《当店のストレートパーマ・縮毛矯正のこだわり》

抗ガン剤治療後の再生毛をストレートパーマ・縮毛矯正する場合、最も気を付けなければならないのが、毛先のダメージです。再生毛の毛先は必ず先細の状態（赤ちゃんと同じ）で生えてくるので、通常よりもダメージを受けやすい状態と言えます。当店では、そういった状態の毛のストレートパーマ・縮毛矯正に適した環境が整っております。

・薬剤
ストレートパーマ・縮毛矯正で使用する薬剤は、お客様の髪質や状態に合わせて選定していきますが、中でも『酸性ストレート剤』という薬剤は抗ガン剤治療後の再生毛やダメージを受けやすい毛に適しており、通常のストレートパーマ・縮毛矯正より髪に負担が少なく自然でフワッとした仕上がりになります。

・炭酸泉
当店のストレートパーマ・縮毛矯正やカラーでは、炭酸泉というお湯（シャワー）を使用しております。炭酸泉を使用することで、薬剤をきれいに洗い流せたり髪のphを調整できるので、よりダメージが少なくストレートパーマ・縮毛矯正の施術の効果が発揮されやすくなります。

・施術ノウハウ
抗ガン剤治療後の再生毛のストレートパーマ・縮毛矯正には豊富な経験と知識が必要不可欠です。いくらいい薬剤を使用しても扱いを誤るといい結果にはなりません。当店では抗ガン剤治療後の再生毛とその施術に特化したスタイリストが担当致しますのでご安心の上お任せ下さい。

（ストレートパーマ・縮毛矯正の時期）
ストレートパーマで約3㎝以上、縮毛矯正で約5㎝以上から施術可能です。
時期としてはウィッグを卒業するタイミング（自毛デビュー直前）が望ましいと言えます。

『シールエクステ』

シールエクステとは、シールが付いたエクステンション（毛束）を自毛に付けて、足りない長さや毛量を増やす技術です。
トップピースは付け外しをするウィッグですが、シールエクステはつけっぱなしなので、ほとんど自毛感覚です。当店では主に抗がん剤治療後のなかなか伸びない前髪中心に付けるケースが多く、ウィッグを卒業し自毛デビューするタイミングがおススメです。

（シールエクステを付けるタイミング）
シールエクステを付けてある程度自毛と馴染むのは、だいたい自毛の長さが5センチくらいからになります。（個人差あり）ウィッグを卒業して自毛デビューはしたいが、前髪の長さや量が物足りない！といっった場合などに有効です。

（シールエクステの枚数の目安）
前髪だけを伸ばしたい　⇨　10枚〜15枚くらい
前髪や顔周りを伸ばしたい　⇨　15枚〜20枚くらい
顔周りとサイドの毛を伸ばしたい　⇨　20枚〜25枚くらい

（シールエクステの持ち）
約1か月〜1か月半
シールが取れる場合もありますが、取れなくても根元が伸びることで収まりが悪くなってくるので、はずしたり付け替えたりする必要があります。

『トップピース』
トップピースとは部分ウィッグのことで、主にトップや前髪あたりの薄い部分を補うために付けるものです。スタイルにもよりますが、ある程度自毛があれば（5センチ〜）トップピースをカットなどして合わしていくことができます。

（トップピースとシールエクステの違い）
シールエクステは主に前髪やサイドなどに付けるのには適してますが、トップにつけてしまうとどうしても根元のシール部分が見えてしまいますので、あまりお勧め致しません。なのでトップもカバーするならトップピースが有効、前髪やサイドのみならシールエクステでオッケー、といった感じになります。ただある程度トップの長さがある場合なら、トップの長さを無理に伸ばさなくても前髪にシールを付けただけでかなり印象が変わって見えます。なかなかご自身ではイメージが難しいと思うので、ぜひご相談ください。

★メニューの組み合わせ

①カット＆カラー　
抗がん剤治療後の髪にもやはりメインになってくるメニューです。カットで襟足中心にカットし、カラーで白髪を染めたり少し明るくするだけで、全然印象が変わります。カラーはその方のご要望に応じて薬剤等を使い分けますが、抗がん剤治療後の髪や頭皮ですので、なるべく負担をかけないコースをお勧め致します。

②カット＆ストレートパーマ（縮毛矯正）
こちらもとても多いメニューです。伸びっぱなしでくせ毛だと、今後のイメージがなかなかつかないと思います。なのでやはり襟足中心にカットして、ストレートパーマ（縮毛矯正）でくせをとってあげると、それだけでスタイルになってくれます。お客様の希望やくせのタイプによってストレートと縮毛矯正を使い分けますが、どちらにするかは施術の途中で変更できます。

③カット＆シールエクステ（＆カラー）
全体をカットしつつ、前髪を中心にシールエクステをつけていくケースが多いです。地毛の色とシールエクステの色が合わない場合は自毛のカラーもしたりします。

④カット＆トップピース（＆カラー）
自毛をカットしつつ、トップピースを合わせていきます。基本的には自毛だけの状態でベストになるようにカットしていき、トップピースで上の薄い部分だけをカバーしていくといった感じになります。カラーは基本自毛に合わせますが、お客様のご要望によってはトップピースと自毛の双方をカラーして合わせていくことも可能です。

⑤トップピース＆シールエクステ
ウィッグを外したいが長さが全然足りない！という方に。トップピースでトップをカバーし、シールエクステでサイドや顔周りをカバーすれば、自毛が短くてもある程度バランスのとれたスタイルになると思います。カットは必要に応じて行います。

★メニュー別のビフォーアフター写真例

（カット）

①

襟足中心に少しカットするだけで印象が違ってきます。

②

こちらも襟足とサイド中心にスッキリ目にカット。かなりの変化です。

③

同じく襟足とサイド中心にカットして、ワックスでスタイルリング。劇的変化です。

④

ベリーショートでも襟足サイドをスッキリ見せるだけでスタイルとして成立します。

⑤

同じようなカットにはなりますが、ショートの段階では襟足やサイドをカットするのが、バランスがいいです。

（カット＆カラー）

①

カットで全体のバランスを整えつつ、白髪染め。別人級の変化です。

②

まずはカットで襟足中心にカット。その後カラーで白髪染め

③

こちらも段階を踏んでカット。そしてカラー

④

だいぶ伸びて収拾がつかない髪も、襟足をバッサリ切ることでここまで変わります。

⑤

ベリーショートの明るめスタイル、とてもかっこいいです。

(カット＆ストレートパーマ〈縮毛矯正〉)

①

かなり強力なくせでしたが、見事にまっすぐに伸びました。（縮毛矯正）

②

カット＆ストレートパーマで程よい自然なヘアスタイルに。

③

ストレートパーマですが、本当にいい感じでくせが伸びて自然になりました。

④

かなり強めなくせですが、縮毛矯正でしっかりストレートに。

⑤

結構強めなくせですが、丸みのあるスタイルになりました。

（カット＆シールエクステ（＆カラー、ストレート、縮毛矯正））

①

これくらいの自毛の長さがあればなんとか馴染みます。

②

かなり短めでしたが、顔まわりに少し多めにつけて馴染ませました。

③

薄い前髪も少し付け加えるだけでしっかり前髪になります。

④

自毛の長さは2センチほどなので、どうしても自毛とシールの境目ができてしまいます。できれば5センチは欲しいところです。

⑤

前髪が長くなると印象が違ってきます。

（トップピース　＋α）

①

人形ウィッグでのイメージ。

②

すっかり印象が変わりました。

③

自然に移行できます。

④
前髪とつむじの両方をカバーできます。

⑤
まるで別人のよう・・・

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（2019年8月7日更新）

2019.08.06

抗がん剤治療後のくせ毛にストレートパーマをかけてみました！

久しぶりのブログになります。今回も抗がん剤治療後の自毛のストレートパーマになります。まずは施術前の写真です。

全体的にうねりがありますね。ストレートパーマは完全にまっすぐなるわけではなく、平均して6割〜7割くらいくせが伸びる施術です。ただくせの性質によってはあまり伸びないタイプもあります。その場合は縮毛矯正でまっすぐ伸ばしていくしかありません。どっちにするかは施術の途中でも判断できますので、ぜひお任せください。
ということで、施術後の写真をご覧ください。